子ども・保護者・職員みんなにとっての安心を

ごあいさつ

創設者 堀江たか子

堀江たか子(園長)

私は、幼稚園に勤めた後、公立保育所で37年間、うち15年は所長を務めさせていただきました。その後、「こんにちは赤ちゃん訪問」という、赤ちゃんがいらっしゃる全てのご家庭を訪問する活動に保育士として携わってまいりました。

こうした長年の経験の中で、「ママだから」と、休む間もなく育児に奮闘し、疲れ果ててしまったり、限界まで頑張りすぎてしまったりするお母さんたちを、本当にたくさん見てきました。そこで、お母さんたちの育児を少しでも楽にしたい、そんな思いを胸に、「のいちご保育園」をつくりました。

少子化や待機児童、保育士さん不足など、保育をめぐる心配事は尽きません。しかし、そんな中でも、子どもたちがすくすくと育ち、保護者の皆さんが安心して子育てできる場所をつくることこそ、私たち保育に携わる者の務めだと、深く感じています。

のいちご保育園は、2012年5月に小さな認可外保育園として生まれ、2015年4月には認可保育園として新たなスタートを切りました。静かな住宅街の中で、0歳、1歳、2歳という、人間として一番大切な時期のお子さんたちを、まるで家族のように温かくお預かりしています。

長年保育の世界におりますと、保育士さんの働く環境の厳しさや、保護者の皆さんの子育てのご苦労を、身近に感じずにはいられません。「子どもたちのために」と頑張る保育士さんが、疲れ切ってしまっては、良い保育はできません。そして、子育てに一生懸命な保護者の皆さんが、安心して子どもを預けられる場所がなければ、社会全体が元気になれないと思うのです。

✨ のいちご保育園が、何よりも大切にしていること ✨

 

それは、小さな保育園だからこそできること。保育士は子どもたち一人ひとりの目線に立ち、しっかりと向き合い、温かい関係を築くこと。そうすることで、子どもたちは安心して 「自分の思い」 を伝えられるようになるんです。

もし、私が自分の子どもを預けるなら… 「弱い立場の人にも優しくできる子」 「つらいことがあっても、諦めない気持ちを持てる子」 「自分で考え、行動できる、そんな大人になってほしい」 そう願います。

そのためには、目先の「お勉強」よりも、 「自分は愛されている」「大切にされている」 そう感じられる心を育むことが、何よりも大切だと、私は考えています。子どもたちが安心して自分の居場所だと思える 「安心基地」 があり、時にはそっと背中を押し、時には優しく支えてくれる 「支え」 がある。そんな環境があれば、子どもたちはきっと、自分の力で未来を切り拓いていけるはずです。

だから、のいちご保育園は、「保育士さんが心も体も元気で、やりがいを持って働けること」 が、「子どもたちにとって一番良いこと」、そして「保護者の皆さんの安心」 につながる、そう信じています。 そのために、保育の環境をより良くするために、色々と取り組んでいます。

保育士さんが笑顔でいられる、のいちご保育園

 

保育士さんが、本来のお仕事である「保育」に集中できるよう、こんなことを大切にしています。

  • お仕事は効率よく、無理なく

    • 朝早い出勤や、お迎えが遅い時以外の残業は、基本的にありません。
    • お家に帰ってまでお仕事…なんてこともありません。ICTを活用して、事務作業も楽々です。
    • 季節ごとの飾りつけや、作品を貼ることも、無理のない範囲で。
    • 連絡帳は、写真いっぱいの楽しいお知らせを、まとめてお送りします。
  • 行事や会議は、本当に大切なものだけ

    • 入園式や卒園式は、思い切ってなくしました。その分、普段の保育を大切にしています。
    • 土曜日はお休み。ご家族との時間や、自分の時間をゆっくり過ごしてください。
    • 会議も、必要な時に必要なだけ。時間を有効に使います。
  • AIやロボットも、お手伝い

    • 写真撮影は、AIにおまかせ。良い瞬間を逃しません。
    • お掃除ロボットも活躍中。いつも清潔な環境です。
    • 連絡や予定の確認は、チャットやカレンダーで。いつでもどこでも、スムーズです。
  • 保育士さんの「元気」と「やる気」を応援

    • 看護師さんが2人いるので、体調が悪いお子さんがいても安心。保育士さんは保育に集中できます。
    • 保育士さんの人数にもゆとりを持たせています。
    • 休憩時間は、1時間しっかり。外出もOKです。
    • 髪型や髪の色も自由。自分らしく、おしゃれも楽しんでください。
    • 2週間以上の長いお休みもOK。旅行や趣味の時間も大切にしてくださいね。
    • 忘年会は、園が全部負担します。みんなで楽しく過ごしましょう。
    • 休憩室も、ゆったりくつろげる空間に。
    • 「もっと学びたい!」という気持ちを応援。研修費用の補助もあります。
    • 週に3日お休みの働き方も選べます。
  • 安心して働ける環境

    • 有給休暇は、理由を言わなくても大丈夫。気軽に休んでくださいね。
    • お給料は、全国平均よりも少し高め。頑張りをきちんと評価します。
    • 住宅補助もあります(箕面市)。
    • お子さんの学童保育や保育園の利用料も、お手伝いします(最大半額)。

保護者の皆様へ ~ 安心と信頼を、お届けします ~

 

保育士さんが働きやすい環境は、保護者の皆様にとっても、良いことばかりです。心にゆとりのある保育士さんが、お子さん一人ひとりに優しく寄り添い、丁寧に保育することで、お子さんの健やかな成長を支えます。

のいちご保育園は、こんな保育園です

  • 保護者の方の負担を、少しでも軽く

    • お荷物なしで登園OK。おむつや着替えも、園で用意します。
    • 写真の販売もありません。
  • 安心・安全な環境

    • お子さんの「やってみたい!」という気持ちを大切に、のびのびと遊べる環境を整えています。もちろん、安全には十分気を配っています。
    • 園の隣には、広い公園。自然の中で、思いっきり体を動かせます。
  • 充実した保育で、可能性をぐんぐん伸ばす!

    • おもちゃや絵本、教材もたくさん。お子さんの興味や関心を引き出します。
    • ゆったりとした保育室で、のびのびと過ごせます。
    • ちょっぴり落ち着かない気分の時は、パニックルーム(乳児室兼用)で、気持ちを整えられます。
    • 年に3回程度、保護者の皆様とじっくりお話しする機会を設けています。
  • 「生きる力」を育む

    • お子さん一人ひとりの気持ちを大切にする保育を心がけています。
    • 小学校へ行くためだけでなく、その先の人生も、しっかりと生きていけるような、「心の根っこ」を育てます。
    • 遊びや食事、お昼寝、そして、先生やお友達との触れ合いを通して、五感を育み、自立心や、人と関わる力、思いやりの心を育てます。

保護者の皆様へ

特に、お仕事と子育てを両立されている保護者の皆様を、私たちは応援しています。少しでも負担を軽くし、安心して子育てができるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。

保育士、保護者、そして子どもたち。みんなが安心して、笑顔でいられる場所、それが「のいちご保育園」です。

これまでの経験を活かし、これからも、子どもたちの健やかな成長と、保護者の皆様の安心のために、職員一同、心を込めて保育に取り組んでまいります。

 

※これらは2018年9月時点で作成した文章です。

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雨の降る月曜日の朝
遊びは学び - 保護者に知ってほしい保育士の「今日も楽しく遊ぼうね」の真意 「今日も楽しく遊ぼうね!」保育園や幼稚園で、子どもたちを迎える先生たちの明るい声。何気ない一言に聞こえるかもしれませんが、この言葉には、子どもたちの成長を深く見つめる保育士たちの願いが込められています。単なる時間つぶしや気晴らしではなく、「遊び」は子どもたちにとって学びそのもの。このコラムでは、保護者の皆様にぜひ知っていただきたい、「遊び」が育む力、そして保育園・幼稚園という場所が持つかけがえのない意味についてお話したいと思います。 遊びを通して育まれる力 子どもたちは遊びを通して、様々なことを学び、成長していきます。例えば、積み木遊び。高く積み上げるにはどうすればいいか、バランスを考え、集中力を養います。崩れてしまっても、試行錯誤を繰り返すことで、問題解決能力や諦めない心を育てます。友達と一緒なら、「どう積む?」「次はこうしよう!」と、コミュニケーション能力や協調性も育まれます。 砂場遊びはどうでしょう。砂の感触、水の冷たさ、泥のべたべた。五感をフル活用することで、豊かな感性を育みます。山を作ったり、川を作ったり、想像力を羽ばたかせ、創造性を育みます。「こうしたら水が流れる!」と、自然の法則を体で感じ、学びます。 鬼ごっこやボール遊びは、体を動かす楽しさを教え、運動能力の発達を促します。「どうすれば捕まらない?」「どう投げたら遠くまで飛ぶ?」と考え、運動能力だけでなく、思考力も養います。友達とルールを守って遊ぶ中で、社会性やルールを守る大切さを学びます。 保育士が見つめる子どもの姿 保育士は、子どもたちが遊ぶ姿をただ見ているだけではありません。子どもたちの発達段階や興味関心に合わせて、遊びの環境を整えたり、適切な声かけをしたりしています。「もっと高く積んでみようか?」「おもしろい形になったね!」と、子どもたちの意欲を引き出し、遊びをさらに豊かなものにしていきます。時には、ケンカやトラブルが起こることもありますが、それも子どもたちにとっては大切な学びの機会。「どうしてこうなったのかな?」「どうすれば仲良く遊べるかな?」と、子どもたち自身で考え、解決する力を育むよう、丁寧に寄り添います。 保育園・幼稚園という場所の重要性 家庭での遊びももちろん大切ですが、保育園や幼稚園には、家庭ではなかなか得られない学びの環境があります。年齢の違う友達との関わりを通して、思いやりや優しさ、我慢する心を学びます。様々な行事や活動を通して、季節の移り変わりを感じたり、日本の文化に触れたりする機会も多くあります。何より、保育士という専門家に見守られ、導かれる中で、子どもたちは安心して遊び、学ぶことができるのです。 「今日も楽しく遊ぼうね」の真意 保育士が子どもたちに「今日も楽しく遊ぼうね」と声をかける時、それは単に「楽しく過ごしましょう」という意味だけではありません。「今日もたくさんのことを学び、大きく成長しようね」という願いが込められているのです。保護者の皆様には、お子様が保育園や幼稚園でどのように遊び、何を感じ、何を学んでいるのか、ぜひ関心を持っていただきたいと思います。そして、お子様の成長を、保育士と共に喜び、見守っていただきたいと思います。 保護者の皆様へ もし、お子様が「今日はこんなことをして遊んだよ!」と話してくれたら、「楽しかったね!」「すごいね!」と共感し、褒めてあげてください。遊びを通して得た経験は、お子様の心と体を大きく成長させ、未来を生き抜く力となるでしょう。保育園・幼稚園は、お子様にとって、かけがえのない学びの場なのです。 このコラムが、保護者の皆様にとって、保育園・幼稚園の意義、そして「遊び」が持つ力について、改めて考えるきっかけとなれば幸いです。
保育園から保育時間の短縮をお願いされているとのこと、心中穏やかでないことと思います。結論から申し上げますと、そのお願いに応じる必要はありません。法的にも、お母さんと赤ちゃんの健康を最優先に考えるべきという観点からも、現行の保育利用を継続する権利があるのです。 保育園からそのようなお願いがある背景には、保育園側の運営上の都合があるかもしれません。しかし、本当に大切なのは、お母さんとお腹の中の赤ちゃんの健康です。出産は命がけの大仕事であり、産前産後の時期は心身ともに非常にデリケートな時期です。この時期に無理をしてしまうと、お母さんの体調だけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも影響が出てしまう可能性があります。 箕面市の資料にもあるように、「保育必要量」は保護者の就労時間等に合わせて「保育標準時間」と「保育短時間」の2つに区分されます。そして、重要なのは「保育を受けることができるのは原則、実際の保護者の就労や通勤等で保育が必要な日時のみ」ということです。 産前産後休暇は、労働基準法第65条で定められた、母性保護のための制度です。これは、働く女性が出産前後の一定期間、休業を保障することで、母体の回復と赤ちゃんの健やかな成長を促すことを目的としています。つまり、産前産後休暇中は「就労していない」状態ではありますが、法律によって保障された必要な休業期間なのです。 箕面市の資料には「育児休業中、求職活動中の場合は、園から利用時間の短縮のお願いをする場合があります。」と記載がありますが、これは「お願い」であって強制ではありません。特に産前産後休暇中は、出産という大仕事を控えている、または終えたばかりの非常に特別な時期です。この時期に上の子を預けることで、お母さんの心身の負担を軽減し、安心して出産や育児に臨めるのであれば、保育標準時間での利用を継続する正当な理由があります。 「赤ちゃんを守れるのはあなただけです」という言葉は、決して大袈裟ではありません。お母さんの心身の健康は、お腹の中の赤ちゃん、そして生まれた後の赤ちゃんにとっても非常に重要な基盤となります。保育園の都合ではなく、ご自身と赤ちゃんのことを第一に考えてください。 もし保育園から再度短縮の要請があった場合は、以下の点を明確に伝えましょう。 産前産後休暇は法律で保障された休業期間であり、心身の回復と赤ちゃんの健康のために必要な期間であること。 上の子の保育は、自身の心身の負担軽減と、安心して出産・育児に臨むために必要なものであること。 箕面市の資料にも「お願いする場合がある」と記載されているだけで、強制ではないこと。 必要であれば、箕面市の窓口に相談することも検討していること。 これらの点をしっかりと伝えれば、保育園側も理解してくれるはずです。それでもなお、不当な対応を受ける場合は、迷わずに箕面市の窓口や弁護士などに相談してください。 お母さんと赤ちゃんの健康が第一です。どうかご自身を大切に、安心して出産に臨んでください。 株式会社つみき 代表より
のいちご保育園に隣接した小野原公園は三色彩道に負けないくらい紅葉が綺麗です
#保活 #育休 #厳格化 #保育園
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